人間はしょせん個体という器を乗り越えられないのかもな
人間には言語がある、文字があると言ったところでやっぱり自分が直接体験したことと人から聞いたり本や映像で見聞きしたりしたことは違うんだろう
親はいつかは死ぬ、若さは大切にしろ、失われたものは戻らない、後悔先に立たず…どれも言葉では知っていたけど本当の意味で理解するには個体が体験しないといけない
津波にしても津波で死んだ人の無念さをダイレクトで共有できていたなら決して二度と同じ過ちは犯さないはず、他人事だからことの重大さを理解できずに同じことを繰り返す
別の視点から見ると人間の各個体は独立しているしそれが人間の本質である、他の個体の体験を共有できないのもまた人間が個体単位で動いている以上仕方のないこと