僭越ながらこの俺様が安価ssを書く ID:mGV7MLJe

90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/03/14(月) 21:07:23.98 ID:mGV7MLJe

その後の展開は面白いように俺に都合よく事が運んだ

急遽五限目を中断して俺のクラスだけ荷物検査が行われた

さすがの不良達も狼狽していた

後で知った話だが俺が職員室を後にしたあとすれ違いで不良が来たらしい

担任はなにかを察したのだろう

突然の出来事にクラスは騒然としていたが
不良の鞄から名簿が出てきたときは状況を飲み込んだようだった

担任「お前達……釈明するなら今のうちだぞ?」

不良「だから俺知らないって!!確かにずっと教室にいたけどさ」

不良2「……」チラ

男(……?)

担任「言い訳はいいから……ちょっとこい」

不良「」

91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/03/14(月) 21:21:20.09 ID:mGV7MLJe

ザワザワガヤガヤ

男子生徒「いったいどういうことだ?」

女子生徒「……正直あの二人怖い先輩とつるんでいるんでしょ?」


数学教師「静かに……少し遅くなったけど授業始めるよ」

男(不良達の処分はどうなるのだろう)

男(……おそらく先輩の処分は大きいものになるだろうが……あの二人が話すだろうか)

男(……ん?)

女「……」ジー

男(……反応に困る)

93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/03/14(月) 21:48:05.52 ID:mGV7MLJe

~~放課後喫茶店~~

男「駅前にこんな喫茶店ところがあったのか……」

男(まるで放課後デートじゃないか…)

女「ここなら落ち着いてるし……学校じゃ話しにくいから」

女「それに学校で話すと変な噂たつかもしれないし……ここなら見られても大丈夫だよ」

男「目撃されたら噂どころじゃなくなるんじゃないかな」

女「まぁタダで相談するのもあれなのでここは奢らせてください……ケーキセットでいいかな?」

男「お言葉に甘えて……でもコーヒーだけでいいよ」

男(次は奢るからと言ってまたデートできるかも……恋愛は打算だ)

94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/03/14(月) 22:18:22.86 ID:mGV7MLJe

………

女「……というわけなんです」

予想通り女さんは自分がクラスで苛められていることを話してくれた

と言ってもいじめの概要はうんこから聞いたので特に感慨することはなかったが

被害者本人がいじめの内容を話すと言葉の重みが違った

女「それに昨日先輩から電話があったの……連絡先教えた覚えないのにね」

男(名簿か…今日うんこが言っていたな)

女「……今日はあんなことあったけどさ」

女「もしかしたら……そこから漏れたのかなって思うの」

男「……」

女「………男君だよね?」

男「…えっ?」

女「いや……なんでもない…ごめんね今日は辛気臭い話して」

男「気にしないで…それにあの二人は今回の件で懲りるんじゃないか?」

95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/03/14(月) 22:47:58.26 ID:mGV7MLJe

女「うん……正直ざまあみろって思った」

男「まぁさっきの名簿で連絡先が割れた話…先生に言ったほうがいいかもね…先輩の罪は重くなるんじゃないかな」

男「あの二人が反省して静かになればまた女さんもクラスに馴染めるよ」

女「うん…今日はありがとう」

~~同時刻学校~~

不良「俺達仲良く謹慎処分ですね…」

不良「すみません先輩のことはチクってないのにこのような結果になって……」

先輩「正直なぜこのような不甲斐ない結果になったのかわからん…当事者のお前ら説明しろ」

不良2「おそらく…憶測ですが男の仕業だと思います」

先輩「はぁ?どういうことだ?」


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