俺も自覚しているんだが阿呆だから気づかないんだ
一応書き込み前に確認してみるわ
俺も自覚しているんだが阿呆だから気づかないんだ
一応書き込み前に確認してみるわ
~~放課後駅前~~
女「今日はありがと…じゃあまた明日ね」
男「うんまた明日」
男「………」トコトコ
男(…………緊張した……こんなに長く人と話したの久しぶりかもな)
男(最近うんこと話しているお蔭かコミュ障も改善していると思う)
男(それにしても今日はなぜ俺が目標になったんだろうか)
男(……まぁクラスから浮いてるから都合よかったのかな…)
男(そういえばうんこが言っていたよな)
男(女は他に好きな人がいるから先輩を振ったと……)
男(そいつは大丈夫だろうか…)
男「……」トコトコ
ドタンッッ
男「……!?」バッ
ニ…ニャーン
男「……なんだ猫か」
不良「ニャーン」
男「……なんだ猫か」
不良「……探偵ごっこみたいだ」コソコソ
不良2「今の声上手かったぞ」
不良「それはそれは恐縮です……ところで俺達なにしてるの?」
不良2「見ればわかるだろ……たまたま見かけた男をつけているんだよ」
不良「それはわかるよ……でも男の家はわかるだろ?」
不良「お前がさっき言っていたじゃないか先輩が俺らに名簿見せびらかしたとき男の頁見たんだろ?」
不良2「あぁ……だから住所は割れてるが確認のためだ」
不良2「部活は禁止だしどうせ暇だろ?」
不良「……一応先輩に連絡いれるか?」
不良2「いやまだいい……確定してからでも遅くない」
不良「……そういえば女ちゃんと一緒にいたよな」
不良2「……あぁ……疑っていたが本当のようだな……」
不良2「正直断る理由で適当な男子の名前を言ったのかと思っていた」
不良「だよなぁ……なぁ本当にやるのか?」
不良2「先輩が言うんだから仕方ないだろ……作戦の要のお前がいないと始まらないぞ?」
不良「わかってるって変なこと聞いて悪かったな……おっ」
男「ただいまんこ」バタン
不良2「合ってたみたいだな…それにしても住所見たときから思っていたが家近いな…」
不良「じゃあ俺達も早く帰ろうぜ…少なくとも俺は準備しなきゃ」
不良2「俺はどこかで時間潰しておくよ……先輩には俺から連絡いれよう」
不良「わかった…じゃあまた数時間後にな」
~~男の家~~
ピンポーン
J( 'ー`)し「誰かしらこんな時間に……は~い」ガチャ
J( 'ー`)し「!!?」
男(先にお風呂入るか)
J( 'ー`)し「男……お友達よ……後で説明しなさい」プルプル
男「えっこんな時間に……?」
男(そもそも俺友達いないんだけど……)
俺(正直嫌な予感がする……気を引き締めろ俺!!!)
男「はい男ですけど……?」
黒髪「突然ごめんね男君……私のことわかる?」
男(かわいい……誰だろうこの人)
男(なにより胸が大きい!ポイント高い!)
男「えっその……中学の同級生?」
黒髪「高校の隣のクラスなんだけど…見覚えないかな?」
男「ごっごめんそこまでは……ところで用件は……?」
黒髪「ここじゃ言いにくいから…場所変えていい?」
男「はい喜んで!!!」
黒髪「突然ごめんね……でも我慢できなくて……」トコトコ
男「うっうん」トコトコ
黒髪「人気の少ないところ知ってるんだ」
男「うっうん」トコトコ
黒髪「……ここ」
男「ここか……確かに夜の公園ならひとっこ一人もいないよね」
ドクドクドクドク
男(何を不埒なことを考えているんだ落ち着け俺……心臓が破裂しそうだ)
男「……」
黒髪「……」
男(こっちから話を切り出していいのだろうか……?いや待とう)
男「……」
黒髪「……」ボソッ
男「……?いまなにか言っ」
黒髪「……男君浮気はよくないよ」バザァ
男「えっ?………お前は…不良!!!」
黒髪→不良「駄目だろ男君……女ちゃんに怒られるぞ?」
男「………てめぇッッ!!俺のドキドキ返しやがれクソが!!!!!」
不良「騙したのは悪かったよ……でも正直引っ掛かるとは思わなかったけど」
男(落ち着け俺……俺は嵌められたんだ…名簿で住所が割られたのか)
男(こいつの単独じゃない……明らかに先輩が絡んでいる…)
男(3人いるとしたら……嫌な予感がする)
男「くっ覚えとけ」ダッ
不良「あっ待て!!逃げるな!!」
先輩「俺から逃げられるとでも思っていたのか?」ガシ
男「……!!」
先輩「オラァッッ」ドゴォ