女「……男と兄の志望大学が同じだったから…」
女「別に隠していたわけじゃないけど…話してみたかった…それだけ」
男「今回の件で初めて知ったけど図書室利用して遅くまで勉強してるんだって?」
男「もしかしてさ……」
女「うん……卒業後も男と一緒にいたいからできれば同じ大学入って……その…」
女「一緒に同じ部屋で下宿できたらな…って考えてさ……ほら下宿費用半々にできるじゃん?」
男「えっ?…あうんうん」
男(女に頻繁に会えるように自宅から通うつもりだったんだが…そこまで考えていたのか)
女「それで去年男の志望校聞いたら…ってことなの」
女「私は男と違って特進クラスじゃないし正直入れる大学に入って男と下宿できればよかった」
女「けど兄が目指して届かなかったところに……兄の代わりに……」
男「……」
男(なぁうんこ……お前は俺の背中を強く押してくれる親友だ……)
男(けどもしお前が……いやあり得ない…そうであってほしくない)
男(俺が漢として…友として尊敬するお前は……自殺するような脆弱な男なわけないよな?)
男(なぁ……違うよなうんこ…)