俺「はい…失礼します…」
俺「…」プツ
俺「今何て言ってたっけ」
俺「是非弊社に来ていただきたい?」
俺「それって…!」
俺「あの内定ってやつか!」
俺「ウワォ!」
俺「はい…失礼します…」
俺「…」プツ
俺「今何て言ってたっけ」
俺「是非弊社に来ていただきたい?」
俺「それって…!」
俺「あの内定ってやつか!」
俺「ウワォ!」
俺「やった…」
俺「やったぞ!」
俺「俺は内定をもぎ取ったんだ!!」
俺「妖精!!」
俺「やったぜ!俺!!!」
俺「内定もらっ…た…」
俺「あ、あれ?」
俺「おーい」
俺「妖精?」
俺「妖精ー!」
俺「どこだー!」
俺「お、おかしいな」アタフタ
俺「…」
俺「そ、そうだ…!」
俺「電話が長かったから…」
俺「先に帰ったのか!」
俺「そうだ!絶対そうだ!」ウンウン
俺「妖精だし瞬間移動的な感じで!」
俺「もう少し探してから帰るか」
俺「だめだ…いない…」
俺「…」
通行人「…」テクテク
俺「あ!」
俺「あの!すみません!」
俺「妖精見かけませんでしたか?」
通行人「はい?」
俺「あの…こんな感じの妖精なんですけど」
通行人「すいません急ぎますんで…」ササッ
~帰宅~
俺「た、ただいまー」
俺「おーい」
俺「妖精ちゃんをお呼びだぞー」
シーン
俺「…」
俺「まさか」
俺「まさか夢だったのか…?」
俺「そうだよな妖精なんかいるわけ」
俺「都合のいい幻覚」
俺「俺の創り出した夢のようなもの」
俺「うん」
俺「そう考えた方が自然だよな」
俺「ストレスが生み出した産物なんだよ」
俺「なーんだ」
俺「そう…なんだ…」