いつも考えて失敗するし、どういう私がいいのか教えて、教えてくれたら、私がんばるよ。
絶対がんばるよ、だから、そんな子ほんとは、どっちでもいい。
私が会いたいしまむらはもっと、別で、私が変わればいいだけって、わかってるけど……しまむら、ねぇ、しまむら。
今なに考えてる? 私おかしい? 私へん? しまむらの話しをして。しまむらから私に声をかけて、しまむらから近づいて。
いつも私ばっかり、ばっかり、ばっかり……一方通行じゃあ、こうなっちゃうよ!
こういうふうになっちゃうから、しまむらもこっち、に来て。しまむらは私嫌い? 違うよね? やだよ、嫌いにならないで。嫌いいやだ。嫌いなのいやだ……好きに、好きになってほしい。
だれか、好きになって。違うしまむらが好きに……嫌いなの?
お母さんみたいに私のこと嫌いなの? 声かけなくなるの? 知らない顔されるの? 私なんて言えばいいの?
なにすればいいの、飛べばいいの、跳ねればいいの、手を繋げばいいの、みんなやろうとしてでもやったら見てなくて……どうすればよかったの。
どうすれば、誰も……しまむら、声、聞きたい……なにか言って、安心させて、でも他の人に笑うのやだ、私に笑って、笑って……頭痛い、
お腹も、痛い……気になってたのになんで連絡、してくれなかったの。
私に教えてよ、私知りたいの。しまむらのこと知りたいの、さっきからなんか、もう、気持ちぐるぐるで……同じこと言ってるけど、仕方ないよ、仕方ないじゃん、しまむらのことしか考えてないんだから……しまむらのことだけだから、ずっと、しまむらになっても……
しまむらのしまむらが、大事で、大事にしたくて、大事じゃないとやで、だから、私を見て。しまむら、見てないとやだ……他の子、
なんてやだぁ……やなの。また行くの?
どこか行くの? 一緒に町行くの? 私と遊んだとこに、他の子と!
そんなの、やだよ。上書きしないでよ! 私、ずっと覚えてるのに、上書きされて……また行ったら、今度は違うの? 同じとこ見て違うもの見るの?
そんなのやだ、やだ、やだ。しまむらと一緒に、一緒のもの、分けて、分かって……おかしいよそんなの。
違うよね私おかしいの、おかしいの分かるよ、でもおかしくなって……
しまむらのこと、頭から離れなくて……今も……しまむら、しまむら、しま、むら……うぇう、う、うううう、しまむら、しまむら……っほ、げ、うぅ……しまむらの、しまむら?
しまむら、しまむら、しまむら……しまむらがいい、私は、いいから、だからしまむらも……ねぇお願い、しまむら……しまむらも、しまむら……」