美少女「......活字性......快楽伝達病?」 #108

108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/11/23(月) 01:59:35.74 ID:zi/r76ez

その日の夜。
患者達も寝静まり、静寂と暗闇に包まれる病棟の中、煌々と明るいナースステーション。
眠気覚ましのコーヒーを飲みつつ、医者は看護師にこう切り出した。

医者「......君の担当の、208号室の彼女はどうかな?」

ナース「......娘ちゃん、ですか」

医者「彼女はかなり珍しい症例の子だから、注意して経過を見て欲しい」

ナース「はい」

医者「といっても、まだ入院して二日だから、何がどうとかはないかな?」

ナース「はい、特には。食事も今朝とお昼は全然食べませんでしたが、夕食はしっかり食べていました」

医者「そっか。まああのくらいの女の子だからね。体重が増えるのを気にして食事を抜いたのかもね」

そう言って医師はコーヒーを一口含んだ。

ナース「......そうかもしれません。......ただ」

不意に看護師の声色が暗くなる。

医者「ただ?」

ナース「今日のお昼の娘ちゃん、なんだか様子が変だったんです」

医者「......変、とは?」

医師の声色も変わり始める。

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