俺「いい加減にそこから出て来いッ!」
うんこ「やだね。誰がてめェの言うことなんか聞くか」
俺「チィッ!!」
うんこ「まあ、どうしてもって言うんなら…」
俺「ッ!?」
うんこ「便秘薬を持って来い。そしたら出てってやるよ」
俺「便秘薬…幻の薬と言われるアレかッ!!!!」
うんこ「但し10日間、それ以上は待たねェ」
俺「良いだろう…」
俺「いい加減にそこから出て来いッ!」
うんこ「やだね。誰がてめェの言うことなんか聞くか」
俺「チィッ!!」
うんこ「まあ、どうしてもって言うんなら…」
俺「ッ!?」
うんこ「便秘薬を持って来い。そしたら出てってやるよ」
俺「便秘薬…幻の薬と言われるアレかッ!!!!」
うんこ「但し10日間、それ以上は待たねェ」
俺「良いだろう…」
ー1日目ッ!ー
俺「ふむ…やはり一般で売られている便秘薬は高すぎて手が出せない…」
俺「ならば自分で作るしかない…が、
10日で足りるのか…?」
長老「おうおう、元気にしとるか」
俺「長老!」
長老「何…?便秘薬が必要…とな?」
俺「はい、長老。私には早急に便秘薬を手に入れないといけないのです」
長老「ほう…」
俺「時間は今日を入れても10日間しかありません。ですが…」
長老「方法が無い…と」
俺「ええ…売られている物を買うにしても、一から作るにしても、私にはお金と時間が足りません…」
長老「のう、俺」
俺「はい」
長老「良い方法が一つだけある」
俺「ッッ!?!?」
俺「教えて下さいッ!!その方法とはッ!?」
長老「まあまあ、落ち着け」
俺「はい…」
長老「俺、遥か東にある双ケツ山は知っとるな」
俺「はい」
長老「そこにはな…ケツ毛草と言われる摩訶不思議な草が生えておる」
俺「ケツ毛草…?」
長老「ああ、その草は万病に効くと言われていてな」
俺「なるほど!と言うことは…」
長老「つまり、便秘薬の代用品にもなり得る、と言う事だ」
俺「じゃ、じゃあ!早速…」
長老「おう、まあ落ち着け。だがな、そこに行くにはちと問題があるのじゃ」
俺「と言いますと…?」
続き読みたい人いる?めんどくさくなってきた
長老「双ケツ山は穴流国の管理下にあり…入山許可がいる、して許可が下りるまで最低でも2日かかる」
俺「2日ですか…まあそれなら」
長老「そんでな、問題はその後だ。ケツ毛草は非常に数が少ない。何処に生えてるかも分からない」
俺「ええ」
長老「標高4545mの双ケツ山を僅かな日数で探し回らないといけない」
俺「なるほど…可能性はごく僅か、と言う訳ですね」
俺「ですがやりますよ、俺は」
俺「何としてでも、アイツを彼処から出させないいけないッ!!!!!!」
長老「おうおう、その意気じゃ」
ケツ毛草を手に入れるまでカット
ー7日目ッ!ー
俺「あった…これだ」
俺「やっと…見つけたぜッッッ!!!」
〜帰国〜
俺「長老ッ!見つかりましたッ!ケツ毛草ッ!」
長老「おうおう、早かったな」
俺「長老のお陰ですッ!ありがとうございますッ!」
長老「おうおう、礼はいい。早くアイツんとこ行ってやれ」
俺「はいッ!!!!!!!!」
うんこ「…」
俺「おいッ!うんこッ!持って来てやったぞッ!」
うんこ「あん…?なんだコレは…?」
俺「便秘薬ではないが、代わりになる!そいつを使えば便秘も治るッ!」
うんこ「俺は便秘薬を持って来いと言った筈だが」
俺「ああ!だが、それで…」
グシャアアアアアアアアアア
俺「ッ!?」
うんこ「代わりになるだぁ?んなもん白根ーよ、俺は便秘薬を持って来いと言った」
俺「なっ…!?」
うんこ「俺が認めるのは便秘薬だけだ。それ以外持って来るな」
俺「おいッ!待てッ!うんこッ!
俺「クソォォォッッッ!!!!!!」
俺「クソッ…クソッッ!!!!!!」
俺「どうすれば…俺はッ…」
ザッザッ
長老「おう、俺」
俺「ッ!?長老!?」
俺「…見ていたのですか?」
長老「おう」
俺「長老…俺は…俺はどうすれば…」
長老「何言っとるんだお前は」
長老「アイツをあそこから出すんじゃなかったのか?」
長老「時間が無い…もう駄目かもしれない…それだけか?諦める理由は」
俺「…」
長老「…諦めたらおしまいだ、何もかも」
長老「何を言われようが、どんな環境だろうが、行動し続けなきゃ変われねェんだよ」
長老「結局はお前の意志だ」
俺「…」
長老「何かあれば力になる…独りで抱え込むなよ」
ザッ
俺(そうだ…何やってんだよ俺は…)
俺(何としてでも出してやるって…誓ったじゃないか…)
俺「…」スクッ
俺(あと…3日…それまでに…何としてでもッ!)
ー8日目ッ!ー
〜図書館〜
俺(クソッ…やはり駄目か…隅々まで探したが…良い方法が見つからないッ)
俺「こうなったら…」
長老孫「いたっ!俺さん!」ハアハア
俺「おや…君は確か長老の…」
長老孫「おじいちゃん何処に居るか知りませんかっ!?」
俺「何…?」
長老孫「おじいちゃん…昨日の夜家を出たっきりで…こんなこと初めてで…」
俺「いや…見ていないが…」
長老孫「そうですか…すみません」
俺(まさか…)