これは私が体験した話です
仕事が終わって帰ろうと思ったら残業の所為もあっていつもより時間が遅いんですよ
でもまだ急げば電車に乗れるかもしれないと思ってね
後ろのほうから「タスケテ・・・」と言う声がするんですがそれを無視して急いで片付けて会社を出てタクシーに乗ったんですよ
で駅に向かったんですがね、妙に寒いんですよ、エアコンが効きすぎてるんです、そしたら急にお腹が痛くなってきたんです
そのとき、駅に着いたんです、「よかったぁ、間に合った」と思ったのも数秒、おなかが痛い
でもトイレに行ったら乗れないかもしれないので行けないわけですよ
しょうがないから我慢しようと思ってじー・・・っとしてたんですね、そしたら電車が来て扉が開いたんです
「やっと帰れる!」と安心した瞬間、出たんですよ、うんこが
まるで自分だけ時間が止まったんじゃないかと思うぐらいピタッと体が止まったんです
でももう止まらない、もう雪崩は止められない、運が良かったのか悪かったのか、私そのまま気絶したんですよね
朝になって目を覚ますと見慣れない天井が見えるんです
そう、病院でした、どうやら私は駅で異臭を放ちながら気絶してるのを誰かに発見されて病院に搬送されたそうです
それからというもの少年にウンコマン、とからかわれるようになりましたよ
でもその少年ね、実は10年以上前に亡くなってるんですよ
これが私が体験した中で一番怖かった体験です