次の日
俺「行くか」
くるみ「ああ!」ジャキッ
俺(素人なりに技能室で鉄の腕輪と盾は作ったけど・・・こっちは化け物の攻撃がかすっただけでアウトだから、な)
りーさん「私たちはなるべく近くで行動し、あなたたちが化け物を退治している間に私たちは掃除をするわ」
くるみ「倒した化け物は俺が窓から放り捨て、校舎内を完全に安全にし、校舎外の掃除のときに焼却炉で燃やす・・・と」
俺「そうだ。今までの死体もそのままなんだろ?それらも見つけ次第放り投げていく」
俺「バチが当たりそうなことだがこればかりは仏さんに目を瞑ってもらうしかないな」
俺「化け物は階段が嫌いらしい。屋上から片付けていく」
くるみ「そして最後に地下、か」
みーくん「先生・・・」
りーさん「そうね、めぐねえは地下にいるはずよ」
俺「ゆきには申し訳・・・ないな」
俺「ゆきはもう授業か?」
みーくん「はい」
俺「皆に頼みたいことがあるんだ」
りーさん「何かしら改まって」
俺「俺が化け物による攻撃で傷がついて感染したら、すぐに殺してほしい。あ、もちろんなるべく自分で死ぬ」
俺「でも、自分で死ぬことも叶わないかもしれない」
俺「そしたら、近くにいる誰かに殺してほしい。なるべく早く、だ」
俺「これだけは・・・頼みたい・・・」
みーくん「・・・」
くるみ「お前・・・」
りーさん「」パシンッ!
俺「痛ッ!」ヒリヒリ
りーさん「そんなこと・・・そんなこと言わないで!!殺してくれなんて・・・死ぬなんて言わないで!!」
りーさん「ご、ごめんなさい」
俺「いや、悪かった」
俺「もちろん死ぬつもりはないさ」
太郎丸「ワンワン!」
俺「太郎丸はここで待ってな危ないからな」
太郎丸「ウー!」フリフリ
みーくん「太郎丸も行きたいみたいですね」
俺「無茶すんなよ太郎丸」
太郎丸「ワン!」
くるみ「そんじゃ行くかー!」