りーさん「めぐねえはこの部活を作った日に化け物に襲われて感染してしまったのよ」
俺「佐倉先生が・・・」
りーさん「ええ・・・それであまりのショックで彼女・・・ゆきちゃんの中ではこの事件・・・化け物立ちの発生やらはなかったことになってるの・・・それでゆきちゃんには心の中のめぐねえが見える・・・みたいなの」
俺「つまり・・・合わせたほうがいいのか?さっき知り合ったばかりで言うことじゃないが、現実を見させたほうが良いんじゃないか?」
りーさん「皆で決めたのよ。ゆきは、ゆきのあの明るさは私たちを支えてくれているから・・・」
俺「それって逃げてるんじゃないのか?」
りーさん「ッ!わかってる・・・わよ・・・でも、合わせて頂戴・・・」
俺「他人がとやかく言うことじゃないしな・・・すまない・・・合わせるよ」
りーさん「助かるわ・・・でもあなたは他人じゃないわ」
りーさん「同じ運命を背負った部員の一人よ」
ゆき「二人共おそいなあ!なにやってるんだろう」ニヤニヤ
くるみ「入部届けでも書いてるんじゃないか」
みーくん「きっとそうですね」
りーさん「おまたせ、みんな」
りーさん「今から正式な部員となる俺くんよ」
俺「えっと・・・改めてよろしく」
俺「女の子だけじゃ化け物との闘いも力仕事とかも大変だろうしなんでも手伝うからなんでも言ってくれ」
ゆき「俺くんもシャベル持ってるんだね!それと・・・長い鋏と・・・」
くるみ「ナタか!それだけあれば闘えるな!」
俺「さっき購買行く時初めて化け物を殺したよ」
俺「あまり気持ちのいいものじゃなかったね」
みーくん「そ、そうですか」
くるみ「で、でもこういっちゃあれだが化け物と割り切っちまえば慣れるもんだ」
俺「クラスメイトだったんだよ」
俺「クラスメイトの山田だった・・・俺は友人を・・・」
りーさん「それは・・・大変だった・・・のね」
・・・・・・・グゥー
ゆき「私おなか減っちゃったよー!」
みーくん「もう!先輩!空気読んでください!」
俺「ははは!なんだか一人でいるよりよっぽど楽しそうな部活だ」
りーさん「ではご飯にしましょうか」