ポエムが夢の中で浮かんだ それを今から書く ID:LQMab+j5

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/07/31(金) 20:26:20.04 ID:LQMab+j5

月を殺いだ剣で
風を斬る
音は振動を止め
静謐に落ち

羽撃きが
和毛を散らす
名残惜しげに
ゆらりと
地へ

剣はやがて砕けるだろう
想いの前では儚く
散華するは遙か

いつかくる暁の
白き陽の葩の欠片
この想いの終焉の頃

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/07/31(金) 20:28:18.61 ID:LQMab+j5

星空の下で
僕等は願った

新しい明日を
変わりない日常とその変革を。

独り言のように
呟くことしか出来ないから
僕等はお互いに耳を澄ませる

大切な何かを
聞き落とさないように
今しかない
星の輝きのように
一瞬の煌き その想いを。

3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/07/31(金) 20:30:36.28 ID:LQMab+j5

朽ちる空の音を君は聞いたか

其れは唐突に
或いは遙か過去からじわじわと
始まっていた

声は刹那
あれは祈りだ
言葉もなき叫び

慟哭は
声など知らなかった
叫ぼうとする咽喉は灼け付き
痛みに掻き毟ろうと
一音さえ、許されない
ただ空気の塊を吐いて喘ぎ
ひざまずいて
結局は気配を殺すように
息を潜めて細く細く呼吸するしかない

夜空には叫びが反響している
月よ、聞いているのか
もういつからか星は減り続けている


聖句を待つ敬虔な信徒ではなく
瞳を明けたばかりの赤子が見た
最後の星が墜ちる様を
嗚呼、空が最期る


朽ちる空の音を君は聞いたか

果てぬ慟哭を聞きながら
言葉無く聞いた
私の声は永遠に失われるだろう

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/07/31(金) 22:55:32.32 ID:LQMab+j5

ネットサーフィンしてたらあった


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