お前ら(どういうわけか知らないが指定された人物とセックスしたら毎月の借金の返済を代わりにしてもらえる)
お前ら(あきらかに怪しいがあの頃の僕は話を受け入れるしか無かった)
お前ら(そうして出会ったのが俺さん)
お前ら(最初は怖い人だな、なんて思ったが話してみればそうでもなかった)
お前ら(俺さんも借金持ちで返済するためにセックスをしている、僕と同じだ)
お前ら(僕たちは毎日のセックスを動画に撮り指定されたメールへ送った)
お前ら(しばらくして僕は俺さんに特別な感情を抱いてしまったことに気づいた)
お前ら(もちろん、僕たちは男同士だししょうがなくセックスをしている身だ、言えるわけがない)
お前ら(俺さんへの想いは日々募って行くばかりだった)
お前ら(だがそれも終わりだ、これで……終わるんだ)
お前ら(これは間違いではない……これでいい……)
アナウンサー「次の人……」
お前ら「……」
俺「……」ジュプ
お前ら(それでも……わがままなのはわかってる……自分勝手なのも……!)
俺「ん……」
お前ら(それでも……僕は……まだ俺さんといたい……!)
俺「……」
お前ら「俺さんっ……!」ギュッ
アナウンサー「ちょっ……反則ですよ!」
俺「お前ら……なぜ……」
お前ら「すみません……!僕……俺さんのことが……好きです……!」
お前ら「だから……離れたくない……一緒にいたいんです……」
俺「……借金を払い終わっても離れる必要なんてない」
お前ら「……えっ?」
俺「払い終わっても……ずっと一緒にいればいい」
俺「俺も好きだ……お前ら」
お前ら「俺さん……!」
アナウンサー「いいところ悪いんですが……罰ゲームとしてセックスをおねがいしますね」
俺「ああ……挿れるぞ……」
お前ら「はい……!」
俺「っ……」ズププ
お前ら「あっ……俺さん……!」
俺「今日は随分締まるなっ……!」パンパンパンパン
お前ら「だって……俺さん……!」
俺「大好きだ……!お前ら……!」パンパンパンパン
お前ら「僕もです……!」ギュッ
俺&お前ら「出る!!!!!!!」ドピュドピュ
アナウンサー「すごいセックスでしたね」
俺「はあはあ……お前ら……」
お前ら「俺さん……」
俺「ずっと……一緒だ」
お前ら「……ええ」
終