「どんなに願ったって――――戻ってこないのは、俺がこんな事しているからだろ」
「いっつもそんな仏頂面ばっかしとるから、幸せがこないんとちゃう?」
「私ね、幸せだよ。二人に会って後悔なんか、してないよ」
ある時代のある所に、二人の殺し屋がいました。
綺麗なのに悲しそうな目をした青年と、無邪気なのにどこか素っ気ない青年。
そんな彼らにある出会いがありました。
それはある依頼で行った家。そこで、一人の娘と出会いました。
彼女は成り行きで彼らと時を共に過ごすことになりました。
そして、垣間見える彼らの過去。
少女は、彼らの過去を知ることとなる。
――――――――ahead on the road to their intersect……