「国産牛のステーキ!」と言えば、押しも押されもしないごちそうです。
いまでもベテラン世代の方々は「ビフテキ」と呼びますし、40~50代以下の方々は「ステーキ」と呼びます。
この「ビフテキ」、「ビーフステーキ」の短縮形が「ビフテキ」になったと思われがちだが、実は違うという説が有力なのだとか。
「実は『ビフテキ』の語源はフランス語で『ステーキ』を意味するビフテック(bifteck)です。
むしろ日本の「ビフテキ」に近い語源だと言われるのは、イタリア語のビステッカ(Bistecca)。
イタリア中部トスカーナ州の名物料理ですが、19世紀にフィレンツェに住んでいたイギリス人が使っていた英語の
「ビーフステーキ」(Beefsteak)がなまって『ビステッカ』になったという説もあります」とフード・アクティビストの松浦達也さんは語ります。
近年ではいずれの調理法も無限のバリエーションが生まれ、それぞれの垣根は低くなっているよう。おいしい国産牛はどの調理法でも、やっぱりおいしくなるのです。
http://zeushi-kun.jp/news/2013/11/08/01/