怖い話貼ってけ #191

191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/04/25(土) 17:22:03.03 ID:W5MWs22m

「はまったな、、、」
その場に立った時の素直な感想でした。

その家の外見で気になった点を挙げてみましょう。
・全ての敷地内の雑草が外側へ向かって伸びている。
・敷地内の南西の角に3本の木(高さは2階の軒とほぼ同じ)がある。
・3本の内、南よりの1本は立ち枯れになっている。
・分譲住宅なので、周囲の家屋と同時期の築のはずだが、それだけが傷みが大きい。

隣の住人が網戸ごしにこちらを覗いているのを気にかけながら、中へ。
「むさ苦しいところだが、まあはいってくれ。」
馬場君のさそいに、玄関へ一歩。
「く、くさい、何だ?、、、」というのが内部を見た第一印象でした。
茅野君は開口一番、
「猫、飼ってるのかな?」
私もそれに相槌をうつと、馬場君は、
「うちには居ないが、周りには何匹かいるよ。匂う?
やっぱりなあ。いくら掃除しても、抜けないんだよね。」
玄関から上がってすぐ左が階段。玄関(西)から正面(東)へ真っ直ぐに廊下があり、突き当たり右(南東)がダイニングキッチンで、左(北東)が浴室。
私たちは、上がって右手(南西)のバンドの練習室に通されました。
「す、涼しい、、いや、寒い、、エアコンは?、、な、ない!、。
窓は?、、閉じてる。」
窓の外に妙に目立つものが、、、。よく見ると枯れ木でした。

「この部屋が1階では一番まともなんだ。」
マネージャーの女の子が茶を入れている時、やっと馬場君が話を始めました。
馬場君の話の概要は、
・1階で寝るとうなされることがある。
・2階に全員が居る時、1階から話し声が聞こえる。
・1階から上がってくる足音がしたのに誰も来ない。
・引っ越してきた時、押入の中にケース入りのゴルフクラブ一式が残されていた。
・台所に行くのをみな嫌がる。
といった現象なのですが、猫について次の様な体験を話してくれました。

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