満子「うわー、おいしそうな……鍋……」
満子「……」
デ子「ママ、鍋に昔パパと一緒にお風呂入ったときに見たアレが入ってる気がするんだけど」
ママ「パパのより立派よ」
満子「……」
ママ「ほら、こんな立派な蟹もあるのよー?じゃんじゃん食べてちょうだい!」
デ子「……」
ママと珍子以外、鍋に手をつけた者は居なかった
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珍子「おいしかったわねぇ!!」
満子「……」
デ子「……」
チビ太「……」
珍子「ちょっとなんなのあんたたち!?せっかくのお泊まり会よ?テンションあげなさいよッ!」
満子「蟹だけじゃお腹満腹なんないし……」
珍子「なら鍋も食べれば良かったじゃない!あの鍋には私の魂の一部が具現化していたものが入っていたのよ!?なんで食べなかったの!!!」
デ子「……オエッ」
珍子「ちょっとあんた!!図体も態度もデカいのね邪魔なのよ!!」
満子「うぜぇ……。まぁ寝込み襲われる心配はなくなったからいいかぁ……」
デ子「……うん」
珍子「あんたもなんか喋りなさいよ!!私いっつも言ってるわよね!?ね!?私が言ったこと復唱しなさいよ!!」
チビ太「……身長もチビなのに存在感もチビ」
珍子「そうよ!!いい!?男は身長が大事確かにそう。でもね、たとえチビだろうとオーラとトークで自分を大きく見せることが出来るのよ!!!」
チビ太「……」
珍子「あんたは全くなってないわ!!前世からやり直しなさいミジンコ!!!」