アレクシオス「大昔に英雄に封じられていた悪魔が、末裔のミスで解き放たれたのを
始末した仕事があったな（by 英雄は二度死ぬ）。封印された悪魔なんてのは
上手く使えば、周囲に一族を祭り上げさせるのに最適さ……使えればの話だがな」
ヴィーヴィ「終わったら用済みにされないため、で封じられただけの、大したことない奴なら良いんだけど
封じるしか手段が無い程の魔物の可能性もあるわ、その見極めは……あんたなら心配無いか」
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アレクシオス「報酬は800spか、まあ普通だな……問題は仕事の内容の方だが」
ザイウス「封印の完了まで何とか時間を稼いでくれ、と言うような厄介な仕事だったりすると
あともう一声欲しいところですねぇ、まあそこは直接依頼人に聞くとしますか」
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アプリコット「『可能性はほとんど無い』はずなのに、こういう時って、よく封印が解かれちゃうんだよねー」
アレクシオス「解けかけの封印ほど、信用ならない物も無いさ……『中身』もここぞと抜けだそうとするからな」
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長月「だからこそ冒険者を雇うという意味もあるんだ、それも吸血鬼に対抗できるような」
アレクシオス「（あの話（by 百年は霧の色）は、聖マテルの剣の存在が聖北教会に知られないように
司祭のオッサンにしか話さなかったから、他所には漏れていないはずなんだがな……）」
セレナ「（とは言え私たちも、リッチやレイス、デーモンと、それらしい連中を倒してきましたからね
彼女はそちらの話を聞きつけて、ここに依頼を持ち込んだ……ということでしょう）」
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