その時、地面から桶屋大帝国に住んでいた人々の亡骸が動き始めた。亡骸は高校生の足をつかみ引きずり込もうとした。
その時、地面から桶屋大帝国に住んでいた人々の亡骸が動き始めた。亡骸は高校生の足をつかみ引きずり込もうとした。
亡骸達は液状になり、おばあちゃんのような姿になった。亡骸はおばあちゃんの姿になった途端、ものすごい戦闘能力を発揮した。
しかし まわりこまれてしまった! ▼
桶だ!
光輝く桶は高校生に直撃した。同時に亡骸たちも一掃した。
高校生は生きていた。意識が朦朧とするが、家に帰ろうと必死に歩いていた。
高校生が跡地を出ようとした時、空間が裂け、重力が崩壊しこの世のあらゆる物体が桶となった。
これがこの星最初の滅亡となったのだ。
5000万年後、全てが桶で作られた世界「OKW」が地球で発見された。
その声が夜な夜な脳に響いていた一人の高校生は近所のお寺に向かった。