テレビ『次回は、「出現!チクビンビン」!』
おっぱいマン『みんな、絶対に見てくれよな!』
ガキ「絶対に見るよおっぱいマン……!」
テレビ『握手会のご案内。全国を回るおっぱいマンに、君も会いに行こう!』
ガキ「あくしゅかい?」
テレビ『次回の握手会は、×県○市、△遊園地にて行います。入場無料!おっぱいマンからこんなメッセージが届いております』
おっぱいマン『そこの君、是非私に会いにきてくれ!おっぱいマンロールを持ってくるのを、忘れずにな!』
ガキ「あくしゅかい……!行かなきゃっ!」
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ガキ「ママ起きてーッ!あくしゅかい!おっぱいマンに会いに行かないと!!」
ママ「んっ……もう……なによ……」
ガキ「おっぱいマンが近くの遊園地に来るんだよ!!会いに行かなきゃ!」
ママ「えーっ……」
ガキ「お願いだよママッ!!ほらパパも起きてー!」
パパ「なんだよ朝っぱらから……」
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パパ「へぇー握手会ねぇ。ママ、どうする?」
ママ「うーん……」
ガキ「お願いだよママぁ!おっぱいマンに会いたいよぅ!」
パパ「俺もちょうど仕事休みだし、たまにはいいんじゃねぇかな」
ガキ「わーいさすがパパッ!!行きたい行きたい!」
ママ「でも、いいのかしら……」
パパ「なにが?」
ママ「なにがって……。ほら、まだこの子子供だし……。第一『おっぱいマン』なんて名前……」
パパ「そんなん今更だろ。だいたいガキの友達もみーんなおっぱいマン見てるもんな?」
ガキ「うん!たくちゃんもマスオくんもフネちゃんも、みーんな見てる!」
パパ「まぁ時代が変わったってことだよ。俺らのガキのころの常識とは、少し違う」
ママ「少しどころじゃないと思うけど……まぁ……そうね」
ママ「たまには……ね」
パパ「おっ!ママがOKだしたぞ!やったなーガキ!」
ガキ「わーいっ!ママもパパも大好きーッ!!」