JK「私は華の女子高生!好きなことは、おいしいものをいっぱい食べることなのっ!」
JK「恋愛?そんなものには興味はないわっ!だって私を落とせるくらいのいい男なんてそうそういないものっ」
JK「今日も私は、おいしいものを探す旅をするのですっ!」
JK「おっちゃん、たこ焼き8コ入りひとつ」
おっちゃん「おー、た子ちゃん久しぶりだねぇ。最近見なかったけど、もしかして男でもできたかい?ヒヒッ」
た子「うるせーんだよさっさと寄越せや」
おっちゃん「へいお待ちっ!」
た子「おせーんだよ。二度とこねーからな」
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た子「わーっ!本当おいしそうだわー!匂いもサイコーっ!」
た子「それじゃあ早速……いっただきま━━」
たこ焼き「あっちょっと痛い痛い」
た子「えっ……!?」
たこ焼き「まじでまじで。離して離して」
た子「うそ……!たこ焼きが喋った……!?」ポトッ
たこ焼き「あ痛いっ!バカ野郎!いきなり落とすんじゃねーよ」
た子「あなたは……」
たこ焼き「俺はな、たこ焼きの精だ。人格を8つに分裂させて、それぞれのたこ焼きに乗り移ってる」
た子「へ、へぇ……」
たこ焼き「あっわかるよ。言いたいことわかるよ?俺だってな、別に好き好んでやってるわけじゃねーんだ」
た子「……」
たこ焼き「だけどな、俺にはひとつ課せられた使命があってな。単刀直入に言うけど、お前モテないだろ?」
た子「そっそんなことない……」
たこ焼き「いやモテないね。お前彼氏いたことないもんね。んでな、俺はその理由を見いだした」
た子「なによそれ……」
たこ焼き「貧乳だってことだ。たぶんその乳に喪女エナジーが凝縮されて、お前の全体像が『まぁまぁブス』程度に落ち込んでるわけだ」
た子「誰がブスじゃ」
たこ焼き「んで話は回帰するけども、課せられた使命ってのはな」
お前を、超乳にすることだ