〓ジャニー喜多川氏を論(あげつら)う連中は、ジャニー喜多川氏が専ら性的興奮を得るために“性加害”に及んだと決め付けている。
〓聖書(マタイ5:28)は「しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。」と説く。
〓姦淫とは反道徳的な肉体関係のことだ。
〓全てのキリスト者は忠実に聖書の教え(マタイ5:28)を実践しているだろうか。
〓例えば、肉親や親友が亡くなって喪服姿で泣き崩れる美女に性的興奮を覚えた少年時代の記憶が頭から離れず、『正当業務行為』として、泣き崩れる喪服姿の無数の美女の肩に手を触れ、力強く彼女達をハグする欲求を満たすためにイギリス国教会の牧師になる奴も中にはいるだろう。
〓映画で観た美女のラブ・シーン、美男子のラブ・シーンに性的興奮を覚えた少年・少女時代の記憶が頭から離れず、『正当業務行為』として、美男・美女とのラブ・シーンを味わうために俳優や女優になる奴も中にはいるだろう。
〓百科事典やネット図鑑で女性器を見て性的興奮を覚えた少年時代の記憶が頭から離れず、『正当業務行為』として、無数の美女の女性器を眺め、手で触れる欲求を満たすために産婦人科医や看護師になる奴も中にはいるだろう。
〓彼等の心の動きは聖書の教え(マタイ5:28)に反するが、牧師業、俳優業、医業の職務遂行中に『性的興奮を覚えた少年時代の記憶』が蘇ったとしても、クライアントを専ら性的快楽を得る道具として扱わない限り、我々の世俗社会では少年時代の記憶が蘇ったことだけを以て『正当業務行為』として違法阻却するのを否定すべき法的根拠にはならないのである。
〓裏社会のホスト・クラブや女性専門のソープ・ランドならば、『同意ある性行為』大歓迎だろうから、確かに今回のようなトラブルは生じない。
〓ジャニー喜多川氏を批判する輩は、ジャニーズ事務所も所属アイドルに熱烈な“追っ掛け”(女性ファン)との『同意ある性行為』を後押しすれば良かったというのか。
〓ジャニーズ事務所のように『ギネス級のショー・ビジネス』を表社会で長きに亘って続けるには、熱烈な“追っ掛け”(女性ファン)との『同意ある性行為』を我慢し、同時に薬物に頼った抗テストステロン(ホルモン)療法に依存することによって女性化乳房や肥満などの体形変化、抑鬱傾向が発症するのを慎重に回避しなければ ならない。
〓芸能人が裸で演じる性行為は『同意ある性行為』ではない。
〓どんなに露骨であっても、それは飽くまで『演技』としての性行為である。
〓そもそも未成年といえどもケイト・ブランシェットの『あるスキャンダルの覚え書き』やブルック・シールズの『プリティー・ベイビー』のような本物さながらの性行為の演技も受ける覚悟で彼等は芸能界の門を叩いたのではなかったのか。
〓不倫を嫌悪する道徳的制約や表社会のショー・ビジネスという職業的な制約から男女恋愛や外部との同世代を自粛せざるを得ず、性的不能を強いられる『準身障者』の射精介助を医療行為として実施してくれる事務所専属の病院があったならば当該事案は生じなかったに違いない。
〓ジャニー喜多川氏が相談すると、女性化乳房や肥満などの体形変化、抑鬱傾向が発症するリスクの高い抗テストステロン(ホルモン)療法を提案する“使えない病院”ばかりだったので、医療機関に頼るのを諦めた可能性が極めて高い。
〓純粋に性的興奮を得ることが目的だったならば、ジャニー喜多川氏のような富裕層が なぜ国内トップ・クラスの高級ホストを呼ばなかったのか、なぜ法定代理人(保護者)や弁護士に訴えら