心理学とヒンズー教を融合する研究をしている私(Verena Volkmann)の立場から見解を述べさせて貰うと、スタンフォード監獄実験の結末は、ジンバルドー(Philip Zimbardo)と11人の看守役に降臨した(取り憑いた)シヴァ神の第3の目から噴き出した勧善懲悪の炎の抑えが効かなくなった状態だということだ。
従来の西洋医学(心療内科やカウンセリング)では このような事案が生じると、ジンバルドー(Philip Zimbardo)や11人の看守役の過去のトラウマに原因を結び付けようとして来た。
それは「幼少期に受けた教会での性的児童虐待」とか、「チャールズ・マンソンの殺人事件(1969年)の生々しい映像の記憶」だったりに違いない。
そして何等かの錠剤を処方し、「恐らく そのトラウマと一生 付き合わなければならないだろう」と突き放すかもしれない(因みにスタンフォード監獄実験の関係者については、今は後遺症が残っている者はいないとされている)。
しかし、ジンバルドーと11人の看守役の暴走の原因が彼等に取り憑いた(降臨した)シヴァ神の第3の目から噴き出した勧善懲悪の炎によるものだったと考えれば、最も望ましい処方箋は全く異なったものになる。