〓不倫を嫌悪する道徳的制約や表社会のショー・ビジネスという職業的な制約から男女恋愛や外部との同性愛を自粛せざるを得ず、性的不能を強いられる『準身障者』の射精介助を医療行為として実施してくれる事務所専属の病院があったならば当該事案は生じなかったに違いない。
〓ジャニー喜多川氏が相談すると、女性化乳房や肥満などの体形変化、抑鬱傾向が発症するリスクの高い抗テストステロン(ホルモン)療法、或いは無精子症のリスクがあるテストステロン注射を提案する“使えない病院”ばかりだったので、ジャニー喜多川氏は医療機関に頼るのを諦めた可能性が極めて高い。
〓純粋に性的興奮を得ることが目的だったならば、富裕層であったジャニー喜多川氏が なぜ国内トップ・クラスの高級ホストを呼ばなかったのか、なぜ法定代理人(保護者)や弁護士に訴えられるリスクの高い所属アイドルと性行為を持ち、口止めも脅しもしなかったのか合理的に説明することができない。
〓以上の考察から、『外部の専門家による調査報告書』の内容は余りに杜撰であり、提言も粗雑きわまりないので、速やかにシュレッダーに掛けるべきと助言せざるを得ない。