利根川に女性遺体 群馬の死体遺棄被害者と同時期に不明
群馬県館林市の多々良川で４月、栃木県足利市の化粧品販売業萩原孝（たか）さん（８４）の遺体が見つかった死体遺棄事件で、群馬県警は８日、同時期に行方がわからなくなっていた会社員の４０代女性＝群馬県板倉町＝が千葉県我孫子市の利根川で発見されたと発表した。
県警によると、６月２６日、仰向けの状態で浮いていたのを船釣りに来た男性が発見し、１１０番通報した。司法解剖の結果、死因は水死で、死後２カ月以上経っていたという。
萩原さんの遺体は４月１５日、多々良川で頭に布のような袋がかぶせられ、首にマフラーのようなものが巻かれた状態で発見された。
一方、女性も萩原さんと同じ日に、行方不明になり、群馬県千代田町で４月２日、女性の車が見つかった。車内からは萩原さんの血がついた上着やバッグが見つかっており、県警は女性が事件について事情を知っている可能性があるとみて捜していた。
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