去年8月、男性弁護士の局部を切断し、傷害などの罪に問われている元プロボクサーの小番一騎被告が21日午後、東京拘置所から保釈された。
小番被告は21日午後2時過ぎ、刑務官に付き添われ、勾留されていた東京拘置所から保釈された。保釈金は300万円だった。小番被告は黒いTシャツにリュックを背負った姿でタクシーに乗り込み、東京拘置所を後にした。
小番被告は去年8月、妻が勤めていた弁護士事務所で男性弁護士の局部を枝切りバサミで切断したとして傷害などの罪に問われており、裁判では起訴内容を認めていた。
小番被告を巡っては東京地裁が20日、保釈を認める決定をしたが、検察側が異議を申し立て、21日、東京高裁が異議を退けたため保釈された。