「稲田朋美は大臣辞めろ!」「安倍晋三も一 緒に辞めろ!」「安保法制いますぐやめろ!」「自衛隊の命を守れ!」
寒空の下、国会前に響き渡るコール。── 昨日10日、国会前では、南スーダンへの自衛隊PKO派遣の撤退を求める抗議行動がおこ なわれた。主催者発表によると、その数は500人。新聞社やテレビ局の取材陣も数多く詰めかけた。
もちろん、今回の抗議の発端となったのは、南スーダンの自衛隊による日報において、昨年7月の大規模な交戦を「戦闘」と明記していたにもかかわらず、稲田朋美防衛相は頑として「衝突」と言い換えてきただけでなく、「戦闘」としなかったのは「憲法9条上の問題になるから」と平然と言いのけたことだ。
稲田防衛相の発言は、南スーダンへのPKO派遣が「憲法に反する」状態にあることを認めた上で、「憲法に反していても、言葉を言い換えれば憲法違反にならない」と言い張る、とんでもないものだ。稲田防衛相は法曹家であるにもかかわらず、憲法99条によっ て自らに課せられた「憲法を尊重し擁護する義務」などはなから無視しているのである。
違憲状態にあることを自ら認めながら、「それがどうした」と言わんばかりの態度。 それは、稲田防衛相が「憲法違反で何が悪い」「9条があるから悪いんだ」と考えているからこそ出てくるものだ。
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http://lite-ra.com/i/2017/02/post-2910-entry.html