業績が悪化している外食チェーン大手のワタミが、子会社で手掛けている介護事業を売却する方針を固めたことが9日、分かった。 事業売却に向けた入札を実施し、損害保険大手の損保ジャパン日本興亜ホールディングスが参加した。ワタミは事業の多角化を進めてきた従来の戦略を転換し、居酒屋「和民」を中心とする飲食分野に経営資源を集中する。
ワタミは2015年3月期末時点で有利子負債が300億円超に膨らみ、主要な取引銀行がグループ展開の抜本的な見直しを求めていた。介護事業を売却した資金で負債を圧縮し、経営状況を改善する。
ソース
http://www.47news.jp/smp/CN/201509/CN2015090901002058.html