自民党の谷垣禎一幹事長は4日の記者会見で、安全保障関連法案に反対する学生らのデモを「『戦争に行きたくない』 という極端な利己的考え」と批判した同党の武藤貴也衆院議員に苦言を呈した。 「自民党を支える人々の中にも『戦争はこりごりだ』という感覚があることを謙虚に学ぶ必要がある」と述べた。
谷垣氏は、党支持団体の日本遺族会に触れ「党の中核を支えた人たちに『戦争は二度としたくない』という思い、感覚があることを保守主義者は忘れてはいけない」と強調した。
民主党の細野豪志政調会長は会見で「 平和主義者の声を受け止めた上で、必要な安全保障法制が何かを説明するのが権力者の義務だ」と述べ、武藤氏を批判した。
ソース
http://s.kyoto-np.jp/politics/article/20150804000091