アトピー性皮膚炎のかゆみが慢性化、重症化するメカニズムを九州大などのチームがマウスの実験で解明した。
原因となる神経系の細胞を突き止め、この細胞の働きを抑えるとかゆみがおさまることを確認。
九大はかゆみを鎮める治療薬の開発をめざすという。21日付米科学誌(電子版)で発表する。
(中略)
そこでチームは、神経系の細胞や物質に着目。アトピー性皮膚炎を起こしているマウスで実験したところ、
神経系の「グリア細胞」の働きが活発化していた。
また、過度にひっかいて皮膚炎が悪化し、さらに強いかゆみを生じるといった「悪循環」に陥ったマウスほど、グリア細胞が活性化していた。
ソース
http://www.asahi.com/articles/ASH7J01P1H7HTIPE03V.html