http://www.gizmodo.jp/images/2015/06/150615nasa.jpg
2099年7月の世界です。み、見なきゃ良かった…。
今年は1月から400ppm超えで危険水域になったと騒がれたCO2濃度は、なんと900ppmいって、大気中の0.1%近くに達してますよ。
http://www.gizmodo.jp/images/2015/06/150615nasa_a.jpg
地図は1日の最高気温を示したもので、NASA Earth Exchange(NEX)が9日発表した データセット「GDDP(Global Daily Downscaled Projections: 世界の1日単位の気候予測縮小版)」にあったもの。21通りの気象モデルから代表的将来シナリオ(RCP4.5、 RCP8.5)に沿ってシミュレーションを行った縮小版ですね。空間分解能は0.25度(~25 km x25 km)。
データは市町村単位、1日単位まで絞って見られるため、どの国も国内の気候、洪水、干ばつの気象変化のパターンを見て予測を立て、将来に備えることができます。地球科学者や興味のある人が誰でもこうやって眺めて、丸焦げの未来を俯瞰できる超すぐれもの。
「宇宙からの観測で得た地球の知識をもとに、未来に備える新製品をつくるのもNASAのお仕事です」、「この全世界のデータセット公開により、世界中の人たちが地球温暖化への対応計画を練るのに使える貴重な新ツールを得たことになります」と、NASAチーフサイエンティストのEllen Stofanさんは話していますよ。計画もなにも鉄板焼きの未来しか見えなくて、とりあえず頭ん中真っ白ですが。
>>2以下に続きます。