アトピー性皮膚炎は、皮膚の表面で複数の細菌が異常に増えることで起きるという研究成果を、
アメリカの国立衛生研究所と慶應大学などのグループが発表しました。
アトピー性皮膚炎の根本的な治療法の開発につながると注目されます。
グループでは、アトピー性皮膚炎を発症する特殊なマウスを使って皮膚の表面を調べたところ、
症状が出てくるのと同時に「黄色ブドウ球菌」と「コリネバクテリウム」という2種類の細菌が異常に増えてくるのを突き止めたということです。
このため抗生物質を投与して細菌が増えないようにしたところ、マウスはアトピー性皮膚炎を発症しなくなり、
逆に抗生物質の投与を止めると2週間ほどでアトピー性皮膚炎を発症したということです。
以下ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150422/k10010056361000.html