「ドラマ自体の質、役者の陣容を比べたら、確実に大河のほうが上です。
しかし、大河は凋落し、朝ドラは躍進している。
この背景にはスマホ時代特有の理由があると思います。
いま、ネットニュースにしろ、動画サイトにしろ、コンパクトで短いものが主流。
ある学者の研究によれば、スマホが主流となった現代において、人々が動画を集中して見ることのできる時間は平均15分程度だそうです。
そうなるとCMなしで45分間ノンストップの大河ドラマはあまりに長い。
一方の朝ドラは15分間です。
この違いが両者の視聴率の違いに現れているのではないでしょうか」
今週発売の週刊女性の記事でも『花燃ゆ』低迷の現状が報じらており
あまりの落ち込みぶりに慌てたスタッフがテコ入れとして、今後登場予定の“坂本龍馬”役として
福山雅治やキムタクといった大物を起用するのでは、といった憶測記事を書いている。
前出の放送作家の言のように、いまやキャスティングでどうこうなるような話ではないのかもしれない。
(取材・文/小林靖樹)
以下ソース
http://dmm-news.com/article/921191/