韓国のサムスン電子は、モバイル決済のループペイを買収すると発表した。
米アップルの「アップルペイ」に対抗する。
ループペイは、独自の磁気伝送技術でモバイルウォレットを展開している新興企業。買収額など詳細については、明らかにされていない。
アップル、グーグルのオンライン決済サービス部門ペイパルはいずれも自社独自のシステムを開発し、顧客がスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)を利用して店頭で決済ができるようにしている。
ただ米国では、需要の高まりにもかかわらず普及が進んでいない。
これは、電子決済システムに必要なハードやソフトウエアを店頭に設置することに二の足を踏む小売店が多いことが一因。
サムスン電子の幹部は、現在のシステムはいずれも、カードリーダーに通すだけのクレジットカードのような簡単なサービスを提供できていないと指摘した。
これに対しループペイの技術では、既存のカードリーダーを非接触型端末として利用できるという。
米国では小売店の90%が磁気カードリーダーを設置している。
サムスンの決済システム責任者、Injong Rhee氏によると、
今後発売となるモデルや最新型のギャラクシーはこのサービスを利用できるという。
以下ソース
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPKBN0LN00J20150219