パソコン（ＰＣ）の遠隔操作ウイルス事件で、報道機関などに届いた「真犯人」を名乗るメールは、
威力業務妨害などの罪に問われて公判中の元ＩＴ関連会社社員片山祐輔被告（３２）＝保釈中＝が
送信した疑いがあると警視庁がみていることが１９日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁は片山被告の行動確認やメール送信履歴を解析した結果、同被告自身が送ったとの見方を強めている。
東京地検は保釈の取り消し請求を検討するとみられる。
捜査関係者によると、メールが報道機関などに届く１６日より前に、片山被告は都内の河川敷で、不審な行動を
取っているのを捜査員が目撃。片山被告がいた場所に携帯電話が埋められているのが見つかった。
調べたところ、タイマー機能を使って「真犯人」を名乗るメールを送信する設定をした形跡があったという。
（中略）
片山被告は１６日に記者会見し、「送ったのは私ではない。真犯人から送られた信ぴょう性は高い。
これをもって裁判を終わりにしてほしい」と訴えていた。
また、保釈後は、パソコンの通信記録は弁護士が管理し、インターネットカフェも一切利用していないと説明していた。
「真犯人」メール、片山被告送信か＝保釈取り消し請求も－捜査当局・遠隔操作事件 (05/19 13:28 時事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014051900179
【関連ニュース】
ＰＣ捜査事件の片山被告と連絡つかず (05/19 13:16 共同)
http://www.47news.jp/FN/201405/FN2014051901001542.html
＞ＰＣ操作事件の片山祐輔被告、胃の検査を受ける予定の病院に姿を見せず、電話連絡が取れない状態。