人造人間18号とは、漫画『ドラゴンボール』の登場人物の一人。
CV:伊藤美紀
人物
レッドリボン軍残党のドクター・ゲロが、孫悟空への復讐を果たすために、人間の若い女性に改造を施した人造人間。いわゆるサイボーグである。
見た目はストレート金髪を持つキレ目の美人。
未来のトランクスに似た感じの服を着ており、背中にレッドリボン軍のマークが入っている。21号が登場するまでは人造人間唯一の女性タイプだった。
永久エネルギー炉を搭載した永久式なのでエネルギーが尽きることはない。
ほとんど有機質だけで改造が施されており、そのどれもが細胞レベルで融合されている。
「人間をほんのちょっと改造してあるだけ」であり、子供も産むことができる。
改造されたことで老化のスピードが極度に遅くなったが、時が経つにつれて髪型や服装に変化をつけている。
その身体は既に神龍の力の範疇を超えていたため、ドラゴンボールの願いで元の人間の身体に戻すことはできなかった。
クールかつキツイ性格をしているが他人を思いやる心も持っており、仲間の16号が傷ついた時も見捨てずに一緒に逃げようとしていた。
またお金にがめつい一面を持っていて、天下一武道会の賞金が高額であることを知るとすぐに参加を決めて優勝賞金を狙いにいっていた。
ファッションにもかなり気を遣うなど普通の女の子の感性も残っていて、田舎町で服を試着した時には「ダサい」とそれを酷評していた。
髪をかき上げるのが癖。また本編が進むうちにツンデレ属性も追加された。
同じ人造人間の17号とは双子の姉弟で、彼は彼女の弟に当たる。
改造される前の彼らは札付きのワルだったが、ドクター・ゲロに拉致され無理やり改造を施されてしまった。
そのことで今でもゲロを激しく恨んでおり、最初に起動した時に17号共々ゲロの言うことをまったく聞かなかったため、
失敗作とみなしゲロは彼らをやむなく緊急停止させたようである。
人造人間になる前の名前は「ラズリ」。だが改造前の記憶は17号と双子であったこと以外は全て忘れてしまっている。
ドクター・ゲロにパワーを抑えて調整されたため戦闘力は17号に劣るものの、超サイヤ人に覚醒したベジータと、フリーザ親子をいとも簡単に葬り去ったトランクスを、
17号の手助けを借りながらも2人同時に相手して圧勝してみせるなどかなりのパワーを秘めている。
しかし異時系列の未来にいる18号はこれほど強くないらしく、この強さを目の当たりにしたトランクスは、
「オレの知っている人造人間はオレでもそこそこは戦えるぐらいだった」と語っている。
未来では悪の限りを尽くしていたが、現代では不必要に命を奪うようなことは行っておらず、本編の時系列では一度も人間を殺していない。
警察に追われた時は、パトカーを破壊はしたものの、乗っていた警官の命までは奪っていなかった。
しかし先述の田舎町で服を試着した時は、金を払わずに服を持ち逃げしており、ワル気質はまだ残っている。
クリリンのことは、作中で彼の頬にからかう意味を込めてキスをする場面もあったが、当初はそれほど関心を持っていなかった。
だが後に彼と再会した時に、彼の優しさに触れたことで次第に意識するようになり、後述のやりとりを経て彼との結婚を果たした。
クリリンとの間には娘のマーロンが産まれており、現在はカメハウスで夫婦生活を送っている。
なお、結婚後はクリリンから超のアニメ版限定で18号さんと呼ばれ、敬語で話すシーンもあるが、原作、Z、GT、および超の漫画版では何