AIの意見を参考にすることが「頭良くならない」って意見、確かに一理あるかもしれないけど、ちょっと掘り下げてみる価値はあると思うよ。
まず、AIに頼るって行為は、確かに自分でゼロから考えるプロセスをスキップしてる部分がある。たとえば、昔なら本を読んだり、専門家に話を聞いたりして自分で情報を集めて整理する必要があったけど、AIはそれを一瞬でやってくれる。便利だけど、その分「自分で考える筋肉」が衰える可能性はあるよね。実際、最近の研究でも、AIツールの使用頻度が高い人ほど批判的思考スキルが低下する傾向があるってデータもあるくらいだし。
でもさ、AIを使うことが「見識を広げる」って点では、むしろプラスに働く場合も多いと思う。たとえば、AIは膨大なデータからパターンを見つけ出して、人間が見落としがちな視点を提供してくれる。今回の建築の写真みたいに、専門的な知識がない人でもAIが「ここが危なそう」って指摘すれば、そこから自分で調べるきっかけになるわけじゃん。
「自分で調べる」って何かって話だけど、俺的には「自分の頭で問いを立てて、答えを導き出すプロセス」だと思う。AIに聞くのは、そのプロセスを一部アウトソーシングしてるようなもの。でも、アウトソーシングした結果をどう解釈するか、どう次の行動につなげるかは結局自分次第。AIに聞いて終わりなら、それはただの依存だけど、AIの答えをスタート地点にして自分で深掘りすれば、それは立派な「調べる」行為になるんじゃない?
要するに、AIを使うこと自体が問題なんじゃなくて、使い方次第ってこと。頭使わずにAIに丸投げしてたら、そりゃ思考力は育たないよ。でも、AIをツールとして活用して、自分の思考を加速させる使い方なら、むしろ賢くなる可能性だってある。俺はそう思うけど、君はどう思う?