>>448
あなたがこれを読む頃わたしはこの世にいないでしょう
新刊が出ると知ったのは病室のベッドの上でした
既にわたしは指も動かしにくくなっていました
母に買ってきてもらいページをめくって読ませてもらいこうして感想を代筆してもらっています
母は泣きながら入力しています
死の縁にいる娘を不憫に思うからではありません
母は逆カプなのです
娘の為とはいえ母にとっては受けが攻めを犯すドスケベシーンを読まねばいけないなんて
せめてあなたがリバを描いてくれたなら
それだけが心残りです
生まれ変わったら今度は母とは違うキャラのカプにハマりたい
棺にはあなたの本を入れてもらいます
斎場がうるさいらしいので特殊加工の表紙は剥がさせてもらう事どうぞお許し下さい
あっお母さんわたしが死んだら集めた神本を勝手に売らないでね
ツイアカも乗っ取らないでそのまま消してよ?
それではお別れです
さようなら
ありがとうございました