舞台『進撃の巨人』公演中止 死亡事故受け主催者が謝罪
7月より上演予定だった舞台ライブ・インパクト『進撃の巨人』の公演中止が13日、舞台の公式サイトで発表された。
4月10日に同公演が上演される予定だった舞浜アンフィシアターで点検作業中だったアクロバット監督・吉野和剛さんが落下事故で死亡したことを受けて決定した。
公式サイトでは10日の死亡事故について、公演で使用を検討していた舞台の演出機器（ワイヤーの稼働装置）の点検作業中に発生したものと説明し
「原因については現在確認中で詳細は不明ですが、事故原因の解明のため警察の捜査に全面的に協力してまいります」
とした。
同公演において吉野さんはアクション演出全般で重要な役割を担っており、カンパニーにとってかけがえのない方だったとし、
「これから公演までの期間で、今の体制で公演を行うことが難しいと判断し、大変残念ながら、今回の公演を中止させていただくことになりました。
お客様には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。お詫び申し上げます」
と謝罪した。
また、チケット購入者へは払戻しにて対応し、払戻し方法は21日、公式サイトに掲載すると発表した。
最後にはあらためて「亡くなられた吉野和剛さんのご冥福を心よりお祈りいたします」と記している。
http://www.oricon.co.jp/news/2089136/full/