>>961
ブにゃんこwが可愛すぎるから、パ帰宅ブ待ちバージョンの妄想投下しやすw
あ、帰ってくる。
微かな、でも確かな気配。俺はソッと玄関に近付いて、ドアの前に立つ。
いつもの足音がドアの前で停まって、ポケットから鍵を探る音。
鍵穴に鍵が刺さり、ノブが回って、
ガチャッ「ただいまぁー!………」
ドアの前に立ってる俺に、少し驚いたような顔のたかはし。俺は、
「おかえり」と言いながらたかはしからスーパーの袋を受け取った。
「重いね。何買ったの?」
「野菜がねー安かったんだよ、あとね、はっさくも!はっさくw」
俺がちょっと微睡んだ隙に『買い出し行ってくる』と書かれたメモ書きを残して消えたたかはし
買い物に行っただけ。そう判っているのに不安で不安で仕方なかった。
たかはしが二時間ばかり留守にしていただけで不安がっていた……そんな事実が気恥ずかしくて、
俺はたかはしに興味のないフリをして、目を合わさないようにしながら、たかはしが買ってきた物をがさごそと床に並べて
「……これで、何作るの?」と聞いてみた。