出会って七年くらい経っていたA
私は二十歳でAは恐らくその時点で三十路
当時出会ったジャンルで既に壁だったAだが気さくな人でキャラ観が近い・他の趣味が近いという理由で親しくなった
七年の間にお互いジャンルやカプが変わりったがAはずっと壁
私はジャンルによっては胆石になる程度で
しかしネームや作画に時間にかかるタイプで24頁の漫画のために１カ月ネームを切り二週間以上睡眠時間を三時間くらいに削らないと描けない
首都圏暮らしでないことも含めてイベントに出ること、どう転んでも赤になること、思考を二次にばかり持って行かれることにそろそろ限界を感じ
年齢的にもオフ活動はそろそろ難しいかもしれない、年齢を考えるとこの先は短いかもしれない、と何回か呟いたりアフターで言ったりした
それがAには不快だったらしい
私さんが年齢的にオフ止めるなら自分はどうなるのかと最初は冗談みたいな口調でリプが来た
Aは四十路近いが万年壁だしモチベーションも違うだろうし執筆の苦労も語らないし速筆
更に言えば都内暮らしだし同じ仕事をずっとやっていて結婚もしてない
作品はとても良いが停滞して未婚のまま四十路でかつ二次中心の暮らしはしたくない
そんなことは言えないが私の本の作り方は不器用で～と返しやはり先を考えるとつらく年齢的にもオフは～とまた呟いた
するとAから全てのSNSでブロックされた
メールをしても返事は返ってこない
出会った時から年数が立ちジャンルも異なるので共通もおらず共通に今のAの発言(Aは身内垢、ジャンル垢ともに鍵付き)も聞けない
そこまで気に障ることだろうかと思うし
私の環境や状況や心情に理解も示してくれない人だったから切られてもいいかと思いつつ
やはりこの程度で切られることが納得いかない