マタハラの実態 半数近くは心ない発言「辞めたらどう」 北川慧一、末崎毅2015年11月12日23時46分
妊娠や出産をめぐり不利益な扱いや嫌がらせを受ける「マタニティーハラスメント(マタハラ)」に関する厚生労働省の
初調査の結果が12日公表された。
マタハラを受けた女性のうち、半数近くが経験したのは、職場で「迷惑」「辞めたら?」などと言われること。
こうした被害を防ごうと、厚労省は法改正の検討を始めた。
調査は9~10月に企業6500社やそこで働く25~44歳の女性らを対象に実施。
結果(速報)が12日の厚労省の審議会で示された。
妊娠や出産、育児をした女性のうちマタハラを受けたのは、派遣社員が最も多く48・7%、正社員21・8%、
契約社員13・3%、パート5・8%と続いた。
経験したマタハラで最も多かったのは、「『迷惑』『辞めたら?』など権利を主張しづらくする発言」で47・3%。
このほか雇い止めが21・3%、解雇が20・5%、退職や非正規への転換強要が15・9%と、マタハラが横行する
実態が明らかになった。
残り:532文字/全文:937文字
全文を読む
http://www.asahi.com/articles/ASHCD54BMHCDULFA018.html
こんなマタハラの被害にあっている
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20151112004384_comm.jpg