おひるねのじかんだよ
おねえさんがごほんよんであげるね
「ねずみばあさんは ふたりが なかよくしている ところがみたい といいました
『ふたりとも はだかになるんだよ』
あきらも さとしも いやがりましたが しかたなく ふくをぬいで はだかになりました
あきらは さとしが じぶんのほうを みながら なにか いたずらしているのが みえました
さとしは あきらに きづかれたことを しると はずかしそうにして そして いいます
『ごめん あーくん おれ まえから あーくんのこと すきで こんなときにへんだけど ごめん』
『ごめんなんていいよ さとちゃん おれも さとちゃん だいすきだよ』
ふたりは おたがいの てをのばして しっかり にぎりあいました
ねずみばあさんは にこにこ しています
ねずみばあさんは ふたりのために わざと わるもののふりを していたのでした
ガッタン シュッシュ ガッタン シュッシュ おとをたてて デゴイチは トンネルのなかへポッポーます
おしいれのぼうけんおしいれでぼうけんおしいれでおしいれるおしいれのぼうけんおしいれでおしりにおしいれるおしいれの