身分によって出入りできなくなるエリアが変わる世界で最も汚染されたエリア５から出ることを許されない忌民が見上げた浮遊高層住宅のエリア１の外壁付近に住む男の子に恋してしまうのせつないよぉ
毎日毎日汚れた仕事で動物のように生きながらえながら最も豊かと言われるエリア１を見てもつらいだけだから見ないようにして過ごすんだけど毎日毎日透明外壁によっかかってこちらを伺っている男の子に気付いてそこからつらくてもくやしくても気になって見てしまうようになるんだよぉ
そのうちお互い目があって身振り手振りでコミニュケーションをとることになるんだよぉ
エリア５の人間はもちろん区切られたエリアを出ることは一生許されないしエリア１の人も同様だけどどうしてもどうしても心惹かれて近寄れもしない声も届かないような外壁の向こうの相手とみぶりてぶりで心を通わせていくのせつないよぉ
でもそのうち男の子を見ないと思って嫌われたか飽きられたと思って人生の唯一の光を失ったような気持ちになって死んだように生き続けるのかわいそうだよぉ
でもある日ゴミあさりにエリア１の廃棄物処理口の産廃あさってたらその男の子が見つかってその男の子だとおもっていたものはただの時代遅れの知能すらもたないおもちゃアンドロイドでその機械でランダムなミラーリングを妄想補完でコミュニケーションをとっていたと思い込んでいただけだってことがわかってしまうんだよぉ