【8日の番組での山田チーフPの経緯説明(ほぼ全文)】
5月1日の放送で、香山さん本人の意に反するコメントが一時的にネットにアップされたと説明しましたが、
この件に関して改めて経緯と説明をしたいと思います。
4月30日深夜、香山リカさんのツイートについてのネット情報を私が発見しました。
このツイートはその後削除されており、私が見たのは削除前のまとめサイトのようなものです。
5月1日の生放送本番前に香山さんに確認したところ、「自分がツイートしたものではない。
ツイッターのアカウントが乗っ取られた可能性がある」とのコメントを得たため、5月1日の放送で言及しました。
香山さんからは「私自身、正確にツイートしたものではない」と回答。
私が「香山さんが書いたものはないのですね?」と確認すると、香山さんが「そうです、はい」と回答がありました。
そこでアカウントが乗っ取られたならば、事実を究明し、番組で公表することをお約束しました。
ツイートには番組関係者しか知り得ない情報が含まれており、番組終了後に話し合いを持ちました。
話し合いの場で香山さんから次のように告げられました。
(1)一連の6つのツイートは香山さん本人が、香山さんを熱心に擁護する人物に向けた“私信”(ダイレクトメッセージ)の下書きだった
(2)下書きが知らないうちにツイートされてしまった
(3)香山さんがネットに一連のツイートがアップされたのを発見したのは4月30日の夜8時から9時ごろ。
その段階で該当する6件のツイートを削除した--と。
(その後)香山さんへの聞き取り調査を引き続き進めました。一連の6つのツイートを香山さんが削除後、
番組プロデューサーが香山さんに複数回やりとりしたが、その間、この事態について香山さんからの報告はなかった。
一連のツイートについて、当初は「アカウントが乗っ取られた」と乗っ取りの可能性を示唆していたが、
私が「アカウントの乗っ取りなら、警察に届けるべきでは?」と提案すると、「(ツイッターの)下書きは
事務所のパソコンで書いて保存していなかったため、アカウントの乗っ取りではなく、
使用していたアプリケーションの誤作動かもしれない」と証言されました。
アプリケーションのの誤作動なら、開発会社に問い合わせすべきであるし、乗っ取りなら犯罪なので、
警察に相談すべきだとは思いますが、サーバーに保存していないデータの流出なら、“パソコンそのものが乗っ取られた”
可能性があるので、私の方から香山さんおよび香山さんの事務所関係者に詳細な調査をお願い申し上げた。
今週に入り、香山さんからお手紙をいただきました。そこには、アカウント乗っ取り、
アプリケーションの誤作動には触れられておらず、私および番組への対応への不満と、本日の番組の出演辞退、
番組そのものの出演辞退が記されておりました。ということで、当番組はそれを受理しました。
香山さんのお手紙の内容が私達が確認している事実と異なる部分もありましたので、
今後反論文をお送りするなどのやりとりをしていきます。ご報告は以上でございます。(終)