小泉竹中構造改革直撃の非正規で独身、うつ病になりニート
絵に描いたような負け組地獄
だが親が死んでからがホントの地獄だったね
その場から消えたくなっちゃうほどの
葬式の各種手続きや親戚との話し合い
「今まで何やってたんだ?」「今は何をしているんだ?」「お友達 お勤め先の人はお葬式に来ないの?」
大勢の前で「自分は無職ひきこもりです」 なんて告白しなきゃならないなんて、まさに恐怖の沙汰だった
もう部屋から布団から出れなくなる、怖いんだよ
いつかはこうなるとわかっていたが
毎日、緊張感と悔しさと後悔と絶望のなか
勇気を振り絞って仕事探したね
履歴書をほとんど空欄のまま出してやったよ
やっと面接にたどり着けた
年下の面接官は、びっくりした顔して履歴書と俺の顔を何度も見ていた
まるで珍しい生き物を発見したような顔をしよる (不採用)
ネットの煽りは本当だったよ
ここで忠告
アル中、前科持ち、ニート慣れしたような身の丈にあった会社があるから
そこ面接しとけ、ガチな
俺は社会に触れて人生の時間が止まってたのを確認したよ、10代のまま
今までネットで熱く政治や経済を語って来たが、自分のことは何ひとつ語れなかった
今でも語れる自分の自慢は中学高校大学帰宅部で友達ゼロ
ビックリマンシールの話だけだ