トップガンマーヴェリック観た
1作目よりはるかに良かった
とにかく画づくりがとにかくすさまじく最初の飛行テストシーンからぐいぐい惹き込まれる
劇場で観たい人が多かったのも頷けた
あと脚本がものすごくスムーズ、無駄がなくそして過剰もない
画と合わせて相当練ったのだろう
アイスマンとの対面シーンはどちらも演技とは思えないほどで迂闊にも涙が出た
アクション俳優トムクルーズは元々ヒューマンドラマ系の演技派でもあったことを今更改めて思い出す
時代の寵児としての軽薄さと若々しさの上にも容赦なく時は流れ、1作目を遠くへ追いやった
長い時を経て制作された2作目は主人公達パイロットを時代遅れの絶滅する存在だと言い放つところから始まる
困難を極めるミッションにマーヴは「敵は時間だ」と若者達を叱咤激励する
そしてもはや残り時間の少ないアイスマンがマーヴに「It's time to let go」と示し励ます
前作と続編、二つの映画の間に流れた「時」がこの作品を極めて純粋に磨き上げたのだと知る
だからこそ前作同様若者達がビーチでフットボールに興じる場面は限りなく快く美しい
彼らはやがていなくなるかもしれない、だがそれは今日ではない