クラスター発生中の病院で一週間以上の泊まり込み勤務を強要-小澤典行病院長を書類送検(埼玉県入間市)
クラスター発生中の病院で一週間以上連続して病院内に泊まり込み勤務させたとして、所沢労働基準監督署(埼玉県所沢市)は18日、
労働基準法違反で埼玉県入間市内の病院の小澤典行病院長(59)を書類送検した。
送検容疑は小澤病院長は今年の1月から3月にかけて病院の事務職員に一週間以上連続しての泊まり込み勤務を強要し、
その間のタイムカードは常勤勤務とアルバイト勤務をしたかのように偽装した疑い。
事務職員が病院に一週間以上病院内での寝泊まりを強要されてお風呂にも入れないとの訴えで事件が発覚した。
病院は新型コロナウイルス感染症のクラスター発生中で最大23名の感染が確認されており、病棟は一部閉鎖状態になっていた。
小澤病院長は「クラスターが発生し、誰も事務当直をしてくれる人がいなくて困っていた。」と供述。
(2022年5月19日 毎日新聞)