ストーリー 南北戦争を戦い、インディアンとの戦いで心もすさんでいたオールグレン大尉は、日本軍の近代化をはかる大村の招きを受けて日本へと渡る。勝元ら昔気質のサムライ達の反乱討伐に向かったオールグレンは捕虜となり、サムライ達と共に暮らすうちその生き方に共感を覚えていく。近代化された政府軍に対して古典的な戦いを挑むサムライたちに、オールグレンも甲冑を身に着け加わっていく。
解説 西郷隆盛の西南戦争をモデルにしたハリウッド製日本時代劇。アメリカ映画で日本時代劇、というのはこれが初ではないが、もっとも まともな作品には違いない。
まぁ士族反乱で 戦国騎馬軍団はないだろうし、忍者がお約束のように出てくるところとかツッコミを入れたらキリが無いが、これはサムライ映画ファン達が作ったファンタジーの一種と受け止めれば面白いかと。
「勝元」を演じた渡辺謙は圧倒的な存在感で実質的な主役になっちゃっており、アカデミー助演男優賞にもノミネートされ話題を呼んだ。