伊丹さんはまた、ホームレスの人たちが
ラーメンの先生を見送るシーンを
父・万作さんの映画『気まぐれ冠者』への
オマージュとしています。
この『タンポポ』は、伊丹映画の中でも特に
海外で評価の高かった作品です。
役所広司さんは海外で、『タンポポ』に出ていたと話すと 知っているという人が多く、誇らしかったそうです。
また2007年のハリウッド映画で、2009年1月に
日本でも公開された『ラーメンガール』
(主演ブリタニー・マーフィ、西田敏行)について
ロバート・アラン・アッカーマン監督は、
アサヒ・コムの取材に対し、
「『タンポポ』に刺激を受けた、だから山努さんにも
出演してもらった」、と語っています。